金剛輪寺

参拝・境内

Precinct

境内のご案内

Precinct

鎌倉期に元寇の役の戦勝記念として建立された雄大な本堂は国宝に、
左上段に建つ三重塔、本堂前の二天門は重要文化財に指定されております。

本堂内の十一面観音立像他十躰はいずれも鎌倉初期で重要文化財、
間近に拝むことができて見事なものです。

境内案内図
  • 総門から本堂まで約500メートル
  • 参道を歩くのが困難な場合、本堂駐車場までお車(乗用車・大型バス)の乗り入れが可能ですので、拝観受付にてお申し出ください。

金剛輪寺への交通

拝観時間・拝観料

Open hours / Admission fee

拝観時間

8:30~16:30(17:00閉山)

拝観料

個人 団体
(20名以上)
大人
(高校生以上)
800円700円
中学生300円300円
小学生200円200円

堂塔

Buildings

本堂大悲閣

本堂大悲閣(Main hall)国宝

鎌倉時代末期、弘安11年(1288)の建立。規模は七間四面(21m四方)、屋根は入母屋造り檜皮葺き。内部は外陣、内陣、後陣に区切られた密教本堂独特の空間を構成している。我が国の中世を代表する和様建造物として国宝に指定されている。

三重塔

三重塔(Three-storied pagoda)重要文化財

待龍塔と呼ばれ、古文書によれば寛元4年(1246)4月9日の記があり国宝の本堂より40年余り先に建立されました。昭和53年秋、復原修理工事完工。

二天門

二天門(Nitenmon)重要文化財

本堂よりおくれて室町時代中頃に建立、八脚門ともいわれるように当初は楼門でありましたが江戸時代中頃に二階部分を取り壊し、現在の一重にしたと伝えられています。

千体地蔵
千体地蔵

千体地蔵(Thousand Jizo along the road)

本堂へ続く参道に1000体、参道脇に900体。当山とご縁を結ばれた全国の方々が、様々な願いを込めて造立されました。

不動堂

不動堂(Fudodo)

護摩供を修法する祈願道場。平成18年(2006)に新築。

地蔵堂

地蔵堂(Jizo-do)

信徒、縁者の回向道場。平成9年(1997)に新築。

白門

白門(White gate)

本坊明壽院の表門。江戸時代の建立。

護摩堂

護摩堂(Gomado)

江戸時代、正徳元年(1711)の建立。

茶室

茶室(Tea room)

「水雲閣」とも呼ばれる。江戸時代、天保年間(1830〜1844)の建立。

本坊明寿院

本坊明寿院(Meijuin)

阿弥陀如来を本尊とする。昭和53年(1978)に再建。

名勝庭園
名勝庭園
名勝庭園

名勝庭園(Scenic garden)

桃山時代から江戸時代中期にかけて作られた南庭、東庭、北庭で構成され、何れも山畔を利用した池泉回遊式庭園で、国の名勝に指定されている。

赤門

赤門(Red gate)

本坊明壽院の通用門。昭和初期に再建。

豆の木茶屋
僧兵うどん
山菜そば

豆の木茶屋(Teahouse Mamenoki)

西谷堂

西谷堂(Nishitanido)

江戸時代、天明元年(1781)の建立。阿弥陀如来を本尊とする。

道場

道場(Dojo)

信徒の研修施設。

華楽坊
華楽坊
華楽坊
華楽坊

華楽坊(Restaurant Karakubo)

参拝者の精進料理接待施設。

金剛輪寺での食事

拝観受付

拝観受付(Reception)

総門

総門(Main gate)

「黒門」とも呼ばれ、江戸時代の寛政6年(1794)に建立された。

仏像

Buddha

慈恵大師坐像

慈恵大師坐像重要文化財

正応元年(1288)に蓮妙という仏師が父母の往生極楽を願い、六十六体造立したうちの一つであります。慈恵大師良源様(912~985)は第十八代のお座主であり比叡山中興の祖と称される傑僧です。観音様の化身ともいわれるところから観音三十三身の数の、あるいは当山のお像のようにその倍数の大師像を造立してご利益を求めることがあったそうです。

大黒天半跏像

大黒天半跏像重要文化財

平安時代の作で、頭上に冠を戴き、甲を着けて忿怒の相をしておられます。古式の大黒天であり日本最古のもので、伝教大師ご請来と伝えられております。

阿弥陀如来坐像

阿弥陀如来坐像重要文化財

像高141.2cm。上品下生の印(来迎印)を結び、胎内の銘文によると、大仏師経円が貞応元年(1222)に造立を開始し、嘉禄2年(1226)に完成させたと記されている。

四天王像重要文化財

鎌倉初期の作。本堂内陣須弥壇上には本尊の四方を守護するため、向かって右から持国天(像高155.2cm)、増長天(像高146.9cm)、広目天(像高147.1cm)、多聞天(像高153.8cm)が安置される。

十一面観世音立像

十一面観世音立像重要文化財

像高172.4cm。平安中期の作。かつては、山内に建立された末寺の一つ「岡寺」の本尊であったと伝えられ、体躯の主要部分は檜の一材より彫り出されている。

金剛界八十一尊曼荼羅

金剛界八十一尊曼荼羅

縦216.7cm、横210.0cm。平成21年(2009)復元。鎌倉時代に制作された原画(重要文化財)は、明治初期の廃仏毀釈の際に流失したと思われ、現在は東京・根津美術館に所蔵されている。当山では平成17年(2005)より復元模写に取り組み、4年の歳月を経て完成させた。

名勝庭園

Scenic Garden

  • 名勝庭園
  • 名勝庭園
  • 名勝庭園
  • 名勝庭園

池泉回遊式庭園。桃山、江戸初期、中期の三庭からなり、作者不詳でありますが、老杉蒼松の自然を背景とし、
灯籠泉石樹木の配置等、素晴らしく、晩秋の深紅に染まる色鮮やかな紅葉は「血染めのもみじ」と広く知られております。
観音様のやさしいお心が満ち、湖東三山一の名園古庭であり、国の名勝にも指定されております。

金剛輪寺の四季